ベトナムの若年ステージ団

はじめてベトナムでテレビを見たとき、まるで多摩っ子バブルスのような、若い女の子たちばかりの(幼児〜リセぐらいまでの)団体が歌ったり踊ったりする番組が多く、感嘆したものでした。

本屋などに行くと、子供向けなどにその手のVTRやVCDが山ほど売られていて、またびっくりしました。その中から子役スターなども生まれており、オンステージも開いたりしているようでした。

とにかく人数がハンパじゃない。それと衣裳が凝りまくり、そんなあたりがほんと多摩っ子なのです。こういう文化はどこから来るのでしょう。

と、きのうサイゴンの空港でテレビを見ていてまたそんなのが山ほど出てきて、あらためて感嘆したことでした。

曲調がやや独特で、不思議なところで増えるほうへ一瞬転調します。それが慣れると心地よいです。ベトナムの音楽の流れなんでしょうか。ベトナムの音楽は沖縄の音楽と似ているので、たとえばはいさいおじさんを西洋風にしたものをバックにパステルカラーの衣裳で大勢の子供が踊ってる絵を想像してもらえば、ほぼそれに近いでしょう。

歌の内容は幼児向けには算数や社会科などの教育。
Em tap dem tu mot den nam (わたしは1から5まで数える練習をする)
とかね。

少し上の歳の子向けには文化的なもので、おもにロシアとかフランスの影響を感じる踊りや、あるいは英語の民謡など。