たくさんのまりなちゃん

このところ、12歳から14歳ぐらいの子で「まりな」ちゃんという名前の子にやたら出会います。プチプチのまりなちゃん、アニーのまりなちゃん、そしてミューズのまりなちゃん。ミューズの満里奈ちゃんにいたっては字まで一緒です。

思うに、彼女たちが生まれたころは渡辺満里奈が非常に有名だったころ。おニャン子に彼女が入った当時、「まりな」という名前はたいへんインパクトが強かった。お父さんが海が好きだからマリーナと名づけたのです、などと田代まさしもことごとに紹介していたりしていたものです。しかもおニャン子終了後彼女は、比較的自立した女性みたいなタイプの芸能人に進んだので、若いお母さんからの受けもよかったのではないか。そして隠れ満里奈ファンの新しいお父さん。新生児に「まりな」と名づけるのが急激に増えたのは、そういった要因があるのかもしれません。

以上は勝手な想像です。

しかし、どうしてまりなちゃんという名前の子はみんなそれぞれのグループのなかでいちばんかわいいのでしょうか。それは大変不思議なことです。娘に「まりな」と名づけるような両親は、かわいい子を産み育てる素質を持った夫婦なのでしょうか?

「ゆりえ」という名前の子はグレるという話もあるし、親によって名前の好みがあるのは、親の育ちや嗜好をも反映していて、ひいては娘の将来の性格にも影響を及ぼすものなのかもしれませんね。