さくらえび☆きっず on 週刊ゴング

生まれて初めて手にとるプロレス雑誌。男の肉体が毎ページこれでもかと現れるのはちょっと耐えがたいですが、さくらえび☆きっず我闘姑娘の扱いが思っていたより大きかったので買ってきました。一緒の雑誌になってるのは、プロレス界では男子と女子の読者層ってダブってるものなんですか?

まず、あいか・ひなた・きのこの3人のデビューに1ページが割かれ(ブログに載ってる遠足写真はこのときの取材の横撮りだったのですね)、その隣のページでは「おどろいた!小6女子のボディスラム」と題して先日の勝利試合の写真が多数掲載されています。それについている解説文がなかなか笑えました。

どよめきと笑いが起こった。

さくらえみの小学生たちに対する攻撃はえげつなかった

当の春日は手を合わせて謝るばかり。彼女の初勝利はいつ、どこで、何歳の相手に

なにがなし、このつぼみたちを一緒に協同して盛り立てよう、という書き手のあたたかい目線を感じます。

また、写真中

2年前、NEOマットで小6レスラーと騒がれた田辺優は、キック専門でこういう投げ技は使えなかった。

とあるのは、私のようなプロレス界のヨソ者にも歴史的文脈がわかって興味深いです。
それから、小学生だからという理由による手加減についても忌憚なく書かれている点は見直しました。プロレス界ではお約束としてこういうことは触れてはいけないのかと思っていたのですが、より厳しい世界のようですね。

オトナがオトナゲなく子供たちを叩き潰すはずもないからだ。

ひなたは「あの時の試合では子供にドロップキックをしなかった」と振り返る。


…あまりたくさん引用すると雑誌の営業妨害になるんで、興味ある方は自分で読んでみてください。週刊ってことはたぶんもうすぐ次の号が出ちゃうんで、私もきょうあわてて買いました。

数ページ後に、試合前に我闘姑娘全員集合でリング上で撮った浴衣姿も載っています。あいかちゃんキャッチーな笑顔しますねえ。

デビュー紹介の冒頭、この業界が逆ピラミッドになっているという記述があり、そうなのかと初めて知りました。そんな中、なぜこの団体で小学生をデビューさせることができたのかについても少し触れられています。この点は誰もが感嘆し不思議に思う点だろうと思いますので、ブログにも先日詳しく触れられていましたね。→我闘姑娘旋風曲:あぁ夏休み■一番の協力者 - livedoor Blog(ブログ)

最後に、プロレス抜きにしてもとてもかわいい3人の写真が満載の週刊ゴング今週号。わたし的には素で買いであったことを申し添えておきます。