AKB48 Aチーム公演(2006.05.25)

 セカンドセットリストを観るのは初めて。

 冒頭のフィギュアの歌は、歌詞といい曲調といい振りといい衣裳といい、まるで桃井はるこ嬢かとおもいました。もっとも、秋元康ふうのあざといキーワードソングの芸風はある程度桃井嬢にも成長上影響を与えてる可能性はじゅうぶんにあるので、たとえの方向が逆という話も。「フィギュア」でなく「フィギア」という発音に聴こえるのは、きっとさんざん既出なのでしょうね。

 セカンドになって、秋葉原寄りになりました。後半の、それなんてエロゲ?みたいな制服着る歌とか。誰かが言っていたけど、ファーストセットリストは、とりあえず歌ありきで、それに場所やメンバーがあとからついてきた。だけどセカンドセットリストは、秋葉原という前提と、メンバーのこの子に歌わすという前提が各曲あって、すごくそれに特化した作りをしていると。

 個人的には、自己紹介明け(通しで4曲目)のチェリーボーイチェリーガールという歌にそれを強く感じました。農協の嫁と言われていた前田敦子ことあっちゃんが、しばらく見ないまに、ものすごくエロくなっています。でもそれでいて持ち前のあどけなさは失われていず、むしろふともものムチムチ感とあいまって相乗効果として中学女子のイデアな魅力をこれでもかと醸しているので、うきゅ〜ん!

 ことここに至ると、旧来の歌が古臭く思えてしまいます。たとえばDear My Teacherが、いかに個々のメンバーのキャラを無視して一律全員に歌わせているか、なんてことが終盤になって眼についてきてしまいます。星野何年留年してるんだよ。かや早すぎだよ教師を誘惑するには。みぃちゃんがいちばんこの歌にキャラ的にぴったり。小悪魔というか。

 かやが腹筋の話。その件につきましては、まだ現物を見ていないのでコメントできません。誰も「見せて腹筋〜」みたいなヤジをとばさないことに驚いた。AKBファンは非常に礼儀正しいというかもやしっ子というか。

 コリンの魅力に悩殺されました。オヤジ症状進行中です…。これまで何度もAチームを見てきたのに、大島優子ちゃんの魅力に気づかないで来てしまいました。彼女がいることにすら気づかなかったほどです。しかし今日、やっとAにコリンありと気づいたので、これからAを見るときには、大島優子ちゃんにもちゃんと注目していきたいです。願わくは、もっとコリンの出番を増やしてください。全員出てるときはコリンも出して!

 冗談はさておき。

 ひさびさに見に行ったら、みんながいろんな意味で成長してるのがすごく見えました。そんななかタカミナこと高橋みなみちゃむはいつもどおりである意味安堵感。身長という意味でも、Aチームの発展という意味でも、この子はAKB Aチームのメートル原器だと思いました。