きのうのライブインマジックを詳しく(プチ☆プチ)

矢野一美マネージャーによるきびしい指導のもと、無数のアイドルカヴァーステージをすでに重ねてきた小学生デュオ。
踊りや歌が早期から堂に入っているのはもちろんのこと、そのMCもまた小学生アイドルに期待される典型的な内容を作りこまれているのです。いわく、中学にあがるにあたってほしいものはキティちゃんグッズとか、シャープペンシルとか。ヴィトンのバッグなんてもちろんまだ要りません!

まりななのにゆうゆを歌う。
それにしても、しばらくこの手の現場に来ないあいだに、客はすっかり若さを失ったなと思います。天使のボディーガードでシーンとしているのですから。手拍子すらまばらで。私も人のことは言えませんが。ときおり右手ひとさし指をかすかに振り上げてヒューの形にしてる人がいるのは、青春の残り火でしょうか。80年代アイドルをたしなむというのは今後おじさまたちの優雅な愉しみになっていくのでしょうか。

それにしても、さあやちゃん小さいです。まりなちゃんがすらっと伸びて、恥じらい乙女っぽくなってきたのと本当に対照的。てっきり2歳ぐらい差があるんだろうと思っていたら、なんと2人とも同じ学年で、こんど中学生とのこと。こんな中学生がいていいんでしょうかあ。犯罪ですう。しかもこの10日間だけはさあやちゃんのほうが年上だっていうんですからねえ。
「たった10日間だけじゃん」
「いや、私は10日"も"、だと思います」(3/6 - 3/16)
とはかない抵抗を試みるさあやちゃん…。ことばづかいは姿に似合わずけっこう礼儀正しいのです。やっぱり一美ちゃんの直系。
あと3日のいのちですなあフッフッフ…。

まりなちゃんは、ステージ上ではにかむようなしぐさをひんぱんに見せるのです。はじめのうち、乙女のはじらいが生まれてくる年頃になったのか、それとも花粉症かなにかなのか、わかりませんでした。だけどたぶん前者っぽい?かんじ?かな?? この時期の女の子の成長は目が離せません。3日あわざればカツモクしてみよ。いきなりすらりと伸びてしまった自分の身体の細長さを、自分のことながらまだちょっと持て余している感じがかわいいですねえハイ。

さあやちゃんはゲンキです。身長の小ささを腕の振り上げと脚の移動距離でカバーして2倍の物理的空間占有感を出そうとしているかのよう。中学は靴は学年別指定色だそうです。うちもそうでした。うん。なつかしいねえ。制服はないそうです。おされが大変そう…。

まりなちゃんは制服まだ受け取っていないのだそうです。まだ伸びそうですよねえ。いま採寸してもすぐ役に立たないデーターになりそうです。1週間おきぐらいに更新しないと。

台本を読み上げるMC。
プチ☆プチとお客さんは、赤い糸で結ばれているので、ずーっと一緒だよね!
だそうです。でも、名前がプチプチだけにかなりの割合で切れてそう!?

終演後、物販ではサイン色紙を売っていました。写真が貼ってあるものと貼っていないものがそれぞれ何枚かずつ。それぞれ生写真も何枚かずつ(前者のほうが少ないそうな)ついて、1000円ポッキリ也。色紙もハート型だったり、小学生がのびのび書ける大きいサイズだったりしてけっこう原価かかってると思われます。園遊会の受け付けのように長机を横にならべたおきまりの物販ブースと、熱心なはずのふぁーんたちとのあいだに、コンデンサのような平行の対峙関係が生まれ、そのあいだの距離はなんだろうみたいな。一美おねえさん
「ほら、ひっぱらなきゃ」
と糸を引き寄せる仕草を見せて子供たちをけしかけます。と、まりなちゃんが長机のカベのすきまからこちらへ飛び出して。あわわっ、放電です。彼女じきじきひじをとられて物理的に連行されていく熱心なふぁーんたち。まるでどこかの(自粛