さくらえびきっず

圧倒されました。アクション本格的です。子供が本気で大人に突っかかっていき、本気で反撃されています。なのに衣装可愛らしいです。身体細いです。思わずハラハラしてしまいます。動きがめまぐるしすぎる上に3人もいるので目が回りそうです。とっても密度の濃い時間。
というか私はプロレス自体見たの生まれて初めてだったんで、いろいろとドラマチックに筋書きを進めるためのお約束事や、四方に客がいるという特殊性によるお約束事があるのだなあ、と感心しながら見ていました。客層はこういう非メジャー(失礼)な現場だけあっておそらくかなりそういうプロレス界をわかってる客がほとんどだろうと思うのですが、そういう人たちをもさくらえびキッズのアクションは時折本気で驚かせていたようでどよめきが起きていたのが印象的です。
今回誘ってくれた冒険王U村さんもおっしゃっていたように、3人とも段取りから外れてもアクションに迷いがないのは基礎がしっかりできているからなのでしょう。とともに、受ける側(胸を貸してくれる先輩)がきちんと受けていることが小学生の怪我を防いでいるのだろうと思います。
会場で、去年5月の後楽園ホールというDVDを買いました。この時すでに今のさくらえびきっずが出演しています。プラス2人知らない子がいるのは辞めてしまったのでしょうか。今回も、10歳・12歳のさくらえびきっずよりさらにちんまい小学校低学年レベルの女の子たちがセコンドについて小さな手を握りしめながら(紋切り型文章)3人のデビュー戦を見守っていました。デビュー戦という意味は、大人につかず子供達だけで戦うのは初めてという意味でのデビュー戦と言っているのだろうと思います。
戦い済んで喜びの踊りを歌う子供達。おしりをプリプリ振りながら、かわいらしい歌を歌います。「さくらえびー さくらえびー」という教育テレビの歌のおねえさんのような歌です。これはいったい何なのでしょうか。全国さくらえび協同振興組合キャンペーンソングか何かなのでしょうか?と思って帰って調べたところ、なんとこの団体のオリジナルソングで、リーダー(プロフィール つhttp://www.gtkn.com/plf.html)が歌っているのだそうです。ど、独自の世界です…。イッツア ワールドっす!
閉演後、物販で3人の写真つき色紙を500円で売っていました。というかその場で生産していました(笑)。私は彼女たちが「クーニャンって古いに娘」とか「場所入れるの?下北沢タウンホール?」とか言いながら何とかかんとかあがってきた出来たてホヤホヤの本日第一号サインをゲッチュ。てゆうか半ば強奪。あんまり写真枚数用意してなかったようでその後数分でさっさと売り切れていました。5月の状況(つhttp://homepage3.nifty.com/yagu_mari/diary/nikki_200505.html)と比べると、だいぶさくらえびきっず目当ての客も増えたってことだろうと思います(オイラもね)。
きのこ改名の経緯ですが、会場ではそういえばまったく言及されず。みんな客は濃いいから日刊スポーツのサイトの動画は当然見て来てるという前提なんでしょうか(笑)。
つぶらな瞳の美少女あいか(プロフィール つ我闘姑娘旋風曲:◆☆◆あいか - livedoor Blog(ブログ))。いつも手を振って愛想の良いひなた(プロフィール つ我闘姑娘旋風曲:◆☆◆ひなた - livedoor Blog(ブログ))。まめまめしたきのこ(プロフィール つ我闘姑娘旋風曲:◆☆◆きのこ - livedoor Blog(ブログ))。3人それぞれにキャラが立っているのも素晴らしく、どの子を応援したらよいかまったく心を決めかねてしまいます。
これほどのインパクトを与えてくれるパフォーマーたちを見たのはいつ以来のことだったやら。プレ系で今このクオリティを打ち出せるところはおそらくないだろうという意味で、ある種時代はさくらえびのような気がしてきました。月末にまた東京で公演があるようです。次回は「負けて悔し涙にむせび猛特訓&リベンジを誓うの巻」が見たいです。そうしたらきっとかなり感情移入してしまうかもと感じた北沢タウンホールの暑い夏の日。